今日のポイント
- 5文型アレルギーの人ほど、実は文法が助けになる
- 動詞の形や位置から、単語の働きや意味を推理できる
- 当てずっぽうの解釈はNG
- 文法書はやさしめのものを、一冊手元に
英文法と聞くと、まず思い出すのが「5文型」じゃない? 私も、これにはちょっとアレルギーがありました(笑)。
でも、文法を正しく理解することは、英語を理解することにつながります。これまでの勉強法では、「なぜ文法が大事なのか」があまり教えられなかったから、堅苦しくて近寄りがたいイメージが先に立っちゃったんだよね。
実は、文法は、英語を読み解く助けになります。3つの例文で見てみましょう。
目次
例文① He read a book.
さあ、訳してみて。「彼は本を読む」と訳した人、ちょっと早とちりかも。
もし「彼は本を読む」なら、He reads a book. と、三人称単数現在の s が付くはず。でもこの文には s がありません。ということは、read は過去形(読み方は「レッド」)だと分かります。
答え
彼は本を読んだ。
例文② Water the flower.
単語はどれも中学レベル。でも water = 「水」しか知らないと訳せません。
ここで文法の出番。water が文の先頭にあって、冠詞(a や the)も付いていません。つまり water は名詞ではなく動詞じゃないか、と推理できます。文の先頭に動詞が来たら、命令文ですね。
答え
花に水をやりなさい。
例文③ The student invited to the party gave her a present.
ちょっと難しめ。動詞っぽいものが invited と gave の2つあります。でも、1つの文に述語動詞は基本的に1つ。どちらかは動詞じゃありません。
- gave は give の過去形。過去分詞は given なので、gave は過去形の動詞でしかありえない
- invited は過去形か過去分詞。述語動詞は gave だと決まったので、invited は過去分詞(「招待された」)と判断できる
つまり「パーティに招待された学生」が主語です。
答え
そのパーティに招待された学生は、彼女にプレゼントをあげた。
文法は「宝の地図」
ね、文法の知識があれば、当てずっぽうじゃなく、根拠をもって意味を推理できるでしょう? 英文法は、敵じゃありません。英語という宝物を探すための、「宝の地図」なんです。
文法書の選びかた
- 手軽な文法書を一冊手元に置いて、疑問に思ったらすぐ調べる
- 社会人向けより、大学入試向けのほうが分かりやすく書かれていることが多い
- 難しすぎるなら、恥ずかしがらずに高校入試向けや中学の本でOK
- 難しい本で撃沈するより、やさしい本で楽しく進むほうがずっと効果的
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