知らない英単語に出会ったとき、あなたはどうする? たいていは、英和辞典で調べるよね。
じゃあ、英英辞典は、どんなときに使うんだろう? 英和辞典があるのに、わざわざ英英辞典を使うメリットって、何だろう?
それはね、すでに意味が分かっている単語を、英英辞典で引いてみること。その単語が、英語でどう説明されているかを、学べるんだ。
例1:apple を引いてみる
apple(りんご)を、英英辞典で引くと、私の辞書にはこう書いてあった。
A fruit with firm juicy flesh and smooth skin, red or yellow when the fruit is ripe.
firm は「堅い」、juicy は「みずみずしい」、smooth は「つやつやした」、skin は「皮」。ここまでは、簡単だよね。ちょっと難しいのは、flesh と ripe かな。この2つは、いったん置いておいて、日本語にしてみよう。
「堅くてみずみずしい flesh と、つやつやした皮を持つ果物で、(その皮は)果物が ripe したときには、赤や黄色になる」
flesh は、fresh(新鮮な)じゃないから、注意してね。りんごの、堅くてみずみずしいところって、どこだろう? そう、中身の果肉。flesh は「果肉」という意味なんだ。
ripe は、「果物が ripe したときに、皮が赤や黄色になる」とあるから、果物の成長に関わる状態、ってことが分かる。その時期は、いつだろう。そう、成熟したときだよね。ripe は「成熟した」。
例2:pretty を引いてみる
もうひとつ。やさしい単語の pretty(かわいい)を引くと、こう書いてあった。
attractive, pleasing, charming, but less than beautiful.
attractive は「魅力のある」、pleasing は「気持ちのいい」、charming は「チャーミングな」、less than ~ は「~以下」。つまり、「魅力的で、気持ちがよくて、チャーミングだけど、美しいというにはちょっと足りない」。かわいい、って、まさにこんな感じだよね。
なぜ、知ってる単語を引くの?
すでに意味が分かっている単語を、英英辞典で引くと、関連する単語の意味まで、ついでに分かる。英語の表現力も身につくし、知らない単語を推測する力も、養える。いいことだらけなんだ。
英英辞典の説明は、もともとやさしい単語で書いてあるから、少なくとも、そこで使われている単語くらいは、覚えてしまいたいよね。基本の2000語くらいだけを使って、すべての単語を説明している、学習用の英英辞典もあるから、そういうタイプを使うのもおすすめ。
さらに一歩進んだ方法
ここからは、ちょっと難しい方法。すでに意味が分かっている単語を、英語でどう表現するか、自分で考えてみるの。
そのあとで英英辞典を引くと、シンプルで分かりやすい英語の説明に、あらためて感心すると思う。この方法は、英作文や英文法の力にもつながる、とても効果的なやり方だから、ぜひチャレンジしてみてね。
- 英英辞典は、知っている単語を引いて、説明の英語を学ぶのに使う
- 説明文に出てくる単語から、関連する単語や、推測する力も身につく
- 自分で英語で説明してから引くと、さらに力がつく

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