今日のポイント
- 日本語とフランス語は、英語より低めの周波数の音が中心と言われる
- 高い周波数の音を聞く訓練で「英語耳」を作る考え方がある
- トマティスメソッドとマジックリスニングが代表例
- 効果には個人差があるので、あくまで一つの選択肢として
リスニングの上達法のひとつに、トマティスメソッドという方法があります。聞いたことある? 私は最初「なんだか怪しそう…」と思ったんだけど(笑)、考え方はけっこう面白いのでまとめます。
目次
日本人とフランス人が英語を苦手な理由?
ヨーロッパにも、英語が苦手と言われる国があります。それがフランス。実は日本語とフランス語には、共通点があるんです。
- 日本語・フランス語:低めの周波数帯(低音)の音を多く使う傾向がある
- 英語:th、sh、p などの音に代表されるように、高めの周波数帯(高音)を多く使う
つまり、そもそも日本人やフランス人は、英語の高い音を聞き取る環境で育っていないんじゃないか、という考え方です。
トマティスメソッドとは
この原理を提唱したのが、フランスの耳鼻咽喉科医・トマティス博士。高い周波数の音を聞く訓練で外国語を身につける方法を、彼の名前をとってトマティスメソッドと呼びます。英語を聞き取れる「耳」から作っていく、というイメージだね。
具体的には、ヘッドホンで高周波を強調した英語や音楽を1時間ほど聞きます。教室によっては、聞く前と後で聴力検査をして、高音が聞こえる範囲が広がったかを確認するところもあるそうです。
ここは冷静に
- トマティスメソッドは、効果を科学的に証明しきれていないという見方もあります
- 通信講座や教材販売をしておらず、教室に通う形のものが中心なので、ちょっと不便かも
- やってみるなら、体験や説明を聞いてから決めるのがおすすめ
家でできる似た教材もある
日本でも、似た原理を使った教材が出ています。そのひとつがマジックリスニング。開発者の傳田さんが独自に考えた方法で、結果的にトマティスメソッドとほぼ同じ考え方になったそうです。
こちらも、高い周波数の音声や音楽を聞くトレーニング。同じように英語耳を作る効果が期待されています。今も販売されているかは、買う前に確認してね。
高周波CD付きの本は、前の記事の「おすすめの参考書(リスニング)」でも紹介しています。

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