40代で英語に開眼した崖っぷちサラリーマンの英語上達法
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音読はあなどれない


小学生の全国共通学力テストで、いつも国語のトップの成績をとっている県があります。

その県では、国語の授業で、音読をやっているのです。これが好成績の秘訣だそうです。

 

読み書きそろばんといって、日本では江戸時代あたりから寺子屋で子どもに勉強を教えていました。当時は読みの題材として論語を読むことが多かったようですが、その時の方法も音読です。

 

また、「門前の小僧習わぬ経を読む」ということわざがあるように、毎日お寺で流れてくるお経を聞き続け、またそれをまねして自分でもお経を読んでいる内に、お経の意味はわからないけど、それっぽくお経が読めるようになる、というものです。

 

このように、日本では古くからある勉強方法ですが、先の県での例のように、最近になって、音読の持つ効果が再認識されてきているようです。

 

音読は、もちろん、英語においても大変効果があります。

 

まず、英文を声を出して読むには、それぞれの単語の発音の仕方を理解する必要があります。

 

発音については、辞書で単語を調べ発音記号をチェックする、という方法が最もポピュラーです。

 

最初はめんどうかもしれませんが、発音の仕方がわからない単語が出てくると、その単語の下に、発音記号を記入していくのです。これくらいの労を惜しんでは、リーディングの上達もおぼつきませんから、ぜひこまめに発音記号を書き込んでいくことをおすすめします。

 

また、それ以外にも、CD教材で朗読されている英文を聞くという方法もあります。

 

その際に、英文を音読するにはちょっとしたコツがあります。

 

まず、第一段階としては、CDから一つの英文が聞こえ終わったら、CDを一時停止して、話している通りに繰り返して音読します。

 

そして、音読し終わったら、CDを再生して、次の英文を聞きます、そして一つの英文が聞き終わったら、同様にCDを一時停止して、聞こえてきたとおりに音読します。

 

これを、繰り返していくのです。

 

CDのデータをmp3などで携帯用音楽プレイヤーにコピーすると、外出先でもおなじようなことが手軽にできますのでおすすめです。

 

第二段階としては、CDから聞こえてくる英文の音声と同時に、音読するのです。

 

もし自分の音読のペースが遅いようでしたら、相手より遅れて声を出すことになるので、すぐにわかります。

なんどもこの練習を繰り返しますと、次第にCDから聞こえてくる英文の音声と同じスピードで音読できるようになります。

 

じつは、早く音読できるようになると、英語の文章のリーディングが早くなるのです。

実はこれには科学的な根拠があるのです。では、そのわけをお伝えしましょう。

 

日本語の本を読むときもそうですが、普通は黙読(声を出さずに読む)しますね。

でもこのときの状態をよく考えてください。黙読とは言え、頭の中で、発音していませんか?

特殊な速読のトレーニングをしない限り、黙読しても、結局は頭の中で発音しているものなのです。

 

英語の本や文章を読むときも同じです。

黙読の際も、英語の文章を頭の中で発音しているでしょう?

 

ということは、音読のスピードが早くなると、黙読のスピードも早くなるということなのです。

 

このように、音読とリーディングにはとても密接な関係がありますので、音読のスピードをアップするよう、こころがけていきましょう。

 

 

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