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おすすめの英会話教材(河北麻友子・リスニング・スピーキング)


このサイトを作成し、早いもので1年以上たちました。

 

時々、読者の方から質問、メッセージや感想をいただき、はてまた、インタビューの申し込みがあったりしました。

いただいた質問には、すべて個別にお答えしてはきたのですが、これまでに多かった質問として、どのような参考書や教材を買ったらいいのか?いうものがありました。

 

確かに、「おすすめの参考書」につきましては、英単語英作文スピーキングリスニングリーディングのそれぞれのカテゴリーで、記事としては書いています。

 

ただ、今改めて読み返してみますと、私が英語学習に真剣に取り組んだ時代のものが多く、最近の参考書についてはキャッチアップしていませんでした。

また、音声教材についても、おすすめしているものはありませんでした。

 

ここで、ちょっと私、管理人の最近の英語事情についてお伝えさせていただきますね。

 

011503管理人自身は、メインの仕事がIT関連の仕事ですので、英語と言えば、最近は、もっぱらIT関連の英語サイトを閲覧することが多いです。
やはり、ITの世界では、アメリカが数歩先を進んでいますので、最近の動向をウォッチしたり、ソフトウェア開発でわからないことがあったりした場合は、アメリカのサイトを参考にさせていただくことが多くあります。

 

こうして、ある程度は、英語圏のサイトを閲覧し内容を理解できるのは、会社員の時代のある時期に、英語を真剣に学習したことのおかげだな、と思えます。

当時の会社にも感謝ですね。

 

ただ、英語圏のサイトを見るのは、そこに書いてある英文を読んで、その内容を理解するだけですけどね。読むだけの一方通行です。

とういうわけで、リーディングのスキルはある程度保っていると思います。

 

また、たまに、海外からパソコンやスマホ関連の商品を購入することがありますが、この場合は、英語の読むことに加え、英語を書くことだけで事足ります。

書くといっても、主には購入用のフォームを記入したり、多少、英文のメールでやりとりするくらいですけどね。

 

また、IT関連の有料の会員サービスに参加していることもあって、そのフォーラムでQ&Aをたまに行います。ですので、ライティングのスキルもある程度は保っていると思います。

 

リスニングは、たまにニュース番組を見て、ネイティブの話す会話に耳をすまして、内容を理解しようと努めたりする程度です。

 

スピーキングは、少し前に、海外に出張して、とある契約をした際に、慣れない分野の英語での専門用語を多用する会話をしたり、その後で、何度かそのフォローの国際電話をした程度です。

 

最近は、街中でネイティブに話しかけることもほとんどなくなりました。
こちらから積極的に声をかければいいのでしょうが、さしたる目的もないのに話しかけるのもどうかと思い、英会話はほとんどしていません。

 

2020年の東京オリンピックに向けて、英語学習意欲が高まっている人が増えたと聞くようになり、それはそれで喜ばしいことです。

さて私がそのときになって、ネイティブから話しかけられてきちんとした受け答えができるかどうか、少し心配になってきました。

 

何事もそうでしょうが、使っていない能力やスキルは、どんどん低下していきますからね。

 

英語の読み書き、英文法は、ある程度の実力をキープしているとは思いますが、リスニングスピーキングの能力は少し落ちてきたかな、と実感する今日この頃であります。

 

そんなおり、ふと、ネットを眺めていると、女優の河北麻友子さんが薦めているという英会話の教材を目にしました。

 

河北麻友子さんと言えば、2003年に全日本国民的美少女コンテストでグランプリを取った女優さんです。

ちょっと前は、「世界の果てまでイッテQ!」で出川さんとコンビを組んで、いろんなバラエティに取り組んでいましたが、そのときの彼女の間の抜けたアクションと、たまに口から出てくるネイティブな英語のギャップに興味を感じていました。

 

聞けば彼女はニューヨークで生まれたバイリンガルの帰国子女で、その英語の発音はとても流暢でネイティブの発音そのものです。

 

マクドナルド(McDonald’s)や、ロバードデニーロ(Robert De Niro)といった単語をネイティブの発音で聞くと、初めて聞いた人は、ちょっとそれとは理解できないほど、ローマ字式の日本人の発音とは異なっています。

しかし、まさに彼女は、それをネイティブの発音そのもので話していましたからね。
余談ですが、彼女がアメリカにいたときは、ロバードデニーロ宅の近くに住んでいたそうです。

 

そのように、ちょっと興味を持っていた河北麻友子さんが進めていたものですから、気になってその英会話の教材を入手してみました。

 

教材の名前は、「Native English」と言います。ちょっとベタな感じのタイトルですが。

 

実は管理人は、訳あって会社員時代に英語の勉強に燃えていたときに、そのことは、このサイトの記事でも書きましたが、いろいろな学習法を試行錯誤しました。

その時に試した教材の一つに、流し聞きするだけで英会話ができるようになる、といった教材があります。

 

今だと、流し聞きするだけでは、リスニング能力がアップすることはあれども、英語の全般的な能力がアップするとはない、と身をもって断言できますが、当時はわらをもつかむ気持ちで買ってみたのです。

 

定期的に送られてくる、英語の音声CDを毎日聞いていましたが、少しはリスニング能力がアップしたかな、と思われる程度で、スピーキング能力は全くといっていいほどアップしませんでした。
そもそも、流し聞きするだけで英語の全般的な能力アップを期待する、というのは無理があると思います。

 

今回の「Native English」も、その類いだったらどうしようか、という一抹の不安はありましたが、まわりの評判もいいので手に入れた次第です。

 

申し込んで2日後に、早速教材が送られてきました。

結論から言いますと、「Native English」は、思っていた以上に良い教材でした。

 

なので、音声の英語教材としては、当サイトでは初のおすすめ教材が「Native English」となります。

 

せっかくですので、実際に使ってみて、よかったと思う点などを書いていきます。

 

 

●教材一覧

教材は、先ず、2種類に大別されます。

一つはメイン教材で、もう一つは特典の教材です。

 

メイン教材はカラーが青色で、自己紹介、レストランで、空港で、買い物、など、日常の英会話を題材にしています。

下の写真の右側です。

 

メイン教材の他に、特典の教材というもがありまして、こちらはカラーが赤色です。

こちらは、企業に電話をかける、面接、社内会議といった、ビジネス英会話を題材にしています。

下の写真の左側です。

 

ただ、「特典」とうたわれていますので、今後ずっと提供され続けるのかは、ちょっと不明です。

 

教材は、「日常英会話」、「ビジネス英会話」とも、テキストとCDから構成されています。

 

 

●日常英会話

 

text日常英会話」には、青表紙のテキストが1冊、青色のパッケージのCDセットがが3巻あります。

 

テキストは、192ページあります。

 

CDは、「Listening」、「Speaking」、「ニュアンス解説&英語」の3巻です。

 

「Listening」には、CDが6枚、

「Speaking」には、CDが6枚、

「ニュアンス解説&英語」には、ニュアンス解説のCDが3枚、英語(ナチュラルスピード)が3枚、

それぞれ入っていました。

 

 

●ビジネス英会話

 

「ビジネス英会話」には、赤表紙のテキストが1冊、赤色のパッケージのCDセットが1巻あります。

 

テキストは、こちらは日常英会話に比べてページ数は少なく、32ページです。

 

CDは、「Listening」、「Speaking」の2巻です。

 

「Listening」には、CDが2枚、

「Speaking&英語」には、SpeakingのCDが1枚、英語(ナチュラルスピード)が1枚、

それぞれ入っていました。

 

 

●学習のカリキュラム

 

青色のテキストの最初の方に、「Native English」の学習の進め方が詳しく書いてあります。

 

基本は168日で全コースが終了するようにカリキュラムが組まれています。

ただ、学習者のスタイルに応じて、24日で全コースを終了する「最短コース」324日で全コースを終了する「じっくりコース」など、全部で6パターンのカリキュラムが用意されています。

 

テキストには、168日分のカリキュラムが、「Day1 基本のあいさつと返答」、「Day 50 日本のたべもの」のように、毎日行うべきレッスンが、きちんと書いてあるのはもちろんのこと、音声CDの方でも、「Day1 基本のあいさつと返答」と最初にナレーションが入ってから、その後で、英語や日本語の会話がなされていきます。

当たり前とはいえ、テキストと音声CDの対応がきちんとなされているので、最初にテキストを開こうが、最初にCDを聞こうが、もう一方の教材の該当箇所をたやすく見つけることができます。

 

あと、テキストには、見開きの左右のページの構成に特徴があります。

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左側のページにあるのが、Conversion【会話】

上段に英語、下段に日本語があります。

また最下部には、「Vocaburary」のコーナーがあり、重要な単語やイディオムの解説があります。

 

右側のページにあるのが、Phrases【フレーズ】

こちらでは、会話のページの説明や、さらに掘り下げた解説がなされています。

 

基本のカリキュラムとしては、左ページで1日、右ページで1日の計2日を要するように設定されていますが、そもそも左右のページで1セットですから、わざわざ2日かけて行う必要はなく、両方を1日で済ましてしまうのがおすすめです。

そうすれば、カリキュラムを標準の約半分の96日で終了することが可能となります。

 

ただ、英語の学習を、もう一度初歩の段階からやり直したい、という方は、本来のカリキュラム通り、それぞれ一日かけてやるのもいいでしょう。

その際には、左側の会話集を全部暗記してしまう、くらいの意気込みで望むのが、上達の近道です。

 

また、ところどころに、「Column」のコーナーがあり、ちょっとした英語や英語圏の会話のミニ知識などが掲載されており、ちょと一息、という感じです。

 

 

●Listening CDについて

 

よくあるリスニングの音声教材と言えば、日本語と英語でそれぞれ話された音声が収録されているのが通常です。
時には初心者用と称して、ややゆっくりとしたスピードで収録されている教材があったり、中級・上級者用と称して、ナチュラルスピードで収録されている教材があったりはします。

 

ところが驚いたことに、「Native English」のCDは、会話集に対して、ナチュラルスピードで収録された音声と、2倍速のスピードで収録された音声が、必ず2つセットになっています。
2倍速は、日本人やネイティブが実際に2倍速でしゃべっているのではなく、特殊な方法でナチュラルスピードのものを2倍速に変換したものです。

 

実は、管理人は、英語を学習法を試行錯誤しながらスキルアップしていきましたが、その過程で英語だけでなく、学習能力そのものを効率的、効果的に行う方法も研究しました。
その際に実際に効果があった方法が、たとえば、民法の解説といったような日本語の教材ではありますが、収録された音声を、2倍速、3倍速、4倍速で聞く、という方法です。

 

先ず最初に2倍速で一通り聞き、ちょっと早いかなと思いながらもがんばって聞いていきます。
その後で通常スピードで聞いてみますと、なぜかゆっくり聞こえるのですね。

 

この現象は、これまで高速道路を走っていた車が、一般道に降りたとたん、やけに遅いように感じることに似ています。

古くは、巨人の星の星飛雄馬の、大リーグボール養成ギブスですね。

「Native English」では、まさにこの方法を、取り入れているのです。

 

「Native English」のリスニングのCDでは、

 

1.高速英語

2.高速日本語

3.ナチュラルスピード英語

4.ナチュラルスピード日本語

 

の順でフレーズが再生されていきます。

 

先ずいきなり高速の英語が耳に飛び込んできますので、ちょっと焦るかもしれません。

ただその後すぐに、高速ではありますが、日本語が話されますので、先の英語の意味が理解できます。

 

次に、もう一度同じフレーズが、ナチュラルスピードの英語で話されます。

これにより、先の高速で話された英語が、よりはっきりと聞き取れ、理解できるようになります。

 

そして最後に日本語のナチュラルスピードが話されるという流れです。

 

実際に2倍速のスピードで英語を聞いた後、通常スピードで聞いてみますと、ゆっくり聞こえるのです。

なんか、マジックにかかっているような錯覚に陥りますよ。

 

いずれにせよ、2倍速の速いスピードを聞けるよう脳がフル回転した後で、通常スピードに戻しますと、ゆっくりと聞こえ、結果として、なんと発音しているのか、その英文は何であるのか、がはっきりとわかるようになります。

 

恐るべし、大リーグボール養成ギブス。

 

 

●Speaking CDについて

 

「Native English」の販売サイトには、リスニング能力の向上だけでなく、スピーキング能力も鍛えられる、と書かれています。

 

実は、「Native English」を手に入れる前に、上達できるスキルとして、「リスニング」があるのは当然として、どうしてスピーキングスキルが上達できるのかが、ちょっと意味不明で、心配したところでした。

 

実際にSpeaking CDを聞いてみてわかったのですが、「リスニング」用のCDと「スピーキング」用のCDは、微妙に構成が異なっています。
と言っても、録音されている会話集の基本部分は同一です。

 

同じ会話の例文を使いながら、ListeningとSpeakingの異なった能力を鍛えるために、とても感心できる工夫があったのです。

 

具体的にSpeakingの構成を見てみましょう。

 

先ほどのListening CDと異なり、Speaking CDでは、まずは日本語の文章が話されます。

次にやや間があって、その間のところで、学習者が実際に英語で発音することが求められるのです。

 

ですので、今聞いたばかりの日本語のフレーズを瞬時に英訳し、それを口に出して瞬時に話す必要があるのです。

 

このように、最初に日本文、次に英文、という流れできますと、脳みそがフル回転して英語の脳に切り替えるか、または、そのフレーズをあらかじめ記憶しておいて、それそ再現するしかありません。

 

当サイトの、英語構文を記憶しよう、でも書きましたが、暗記はとても大切です。

 

また、「Native English」では、Listening CDで、事前に全く同じ文章を使って、Listeningのトレーニングを行っているわけですから、そのフレーズを覚えている人がいても不思議ではありません。

 

要は、瞬時に日本語から英語に翻訳して口からそのフレーズが出ようが、記憶しているフレーズを記憶の底から取り出していようが、結果的には正しい英語のフレーズが口にさえ出れば、同じことなのです。

 

そもそも瞬時に日本文が英文に翻訳できるのは、膨大な英語の記憶が根底にあって、無意識でそれを取り出すことができるという技のなせることですからね。

 

では、実際のCDの例を示しますね。

 

(最初に日本語で)今週末は何をする予定?

 

(その直後の私)2秒ほど間があるので、その間、必死でそのフレーズに対応する英文を考え、即座に次のように英語で口に出して話す。 → What are you going to do this weekend?

 

(その直後に英語でゆっくりと聞こえるナレーション)What are you going to do this weekend?

 

(その直後の私)2秒程度の間を使って、即座に、同じフレーズである、What are you going to do this weekend?

と口に出して話す。

心の中では、先ほど私が話した英文のフレーズでバッチリ合っていたことにほっとしたりする。

もし間違っている場合は、反省したりする。しかし、そのような思いは次のフレーズでかき消される。

 

(その直後に英語でナチュラルスピードで)What are you going to do this weekend?

 

(その直後の私)2秒程度の間を使って、即座に、同じフレーズである、What are you going to do this weekend?

と口に出して話す。心の中では、先ほど口に出したフレーズの復唱なので、今度は楽勝と思いながらも、ナレーションのスピードと同じような少し速いスピードで口に出せたかどうか、焦ったりする。

 

といったバトルが、ほんの10秒程度の間に起こったりするのです。

 

そして、この激闘の10秒が終わると、容赦なく次のフレーズが届いてくるのです。

 

(最初に日本語で)テニスをする予定だよ。

 

以下省略

 

たった10秒程度の1フレーズでこのような緊張感を感じたばかりですが、そもそもが会話集なので、短いフレーズではありますが、次から次へと日本語、英語と繰り返し、聞く、話す、の応酬が続いていくのです。

 

これを10分程度やってるだけで、脳に汗をかいているような気分になってきます。

このトレーニング方法で、確かにリスニング能力だけでなく、スピーキング能力が向上するのを実感します。

 

 

●ニュアンス解説 CDについて

 

CDのタイトルはちょっと堅そうな雰囲気がしますが、そんなことは全くありません。

実際は全く逆で、とてもフレンドリーで楽しいCDなのです。

 

この教材を入手する前に、こちらのサイトでデモ音声を聞いてみました。

そして、とあるコーナーに大変興味を持ちました。

実は、この教材を入手したのが、このデモ音声のおかげ?と言っていいほどの凄さです。

 

ページ中程の「秘密3 とにかく楽しく英語が学べるDJトーク」に、デモ音声がありますので、再生ボタンをクリックして音声を聞いてみてください。

 

それは、DJが英語の学習について語っているコーナーです。
DJはマイケル・リーヴァスさんという方ですが、まさにFM放送のDJを聞いているような感じで英語を楽しく教えてくれます。
名前からして欧米人らしいのですが、日本語は流暢です。まさにバイリンガルですね。
このコーナーが気に入ったので、「Native English」の教材のをあたってみますと、「ニュアンス解説」というCDがあったのです。

 

これまでに説明した、「リスニング」、「スピーキング」はフォーマルですが、この「ニュアンス解説」のCDはまさにカジュアルで、またフレンドリーです。

 

一例ですが、「海外で病気になったとき」というシーンを語っているところがありました。

そこでは、英語での自分の症状を医師に伝えるフレーズ、また症状によっての微妙なニュアンスの違い、などが興味深くDJ風の語りで説明されていて、とても実用的だと思いました。(実際にそういうシーンには出くわしたくはないですが。。)

 

DJのマイケル・リーヴァスさんの語りのバックには、FM放送でよく耳にする、心地よい音楽が流れています。
こういう演出も、フレンドリーな雰囲気を醸し出しています。

 

なお、カリキュラムによると、「ニュアンス解説」は、2週間に1度、レッスンを進めるとのカリキュラムが設定されています。

ただ、「ニュアンス解説」は、CDに収録された音声だけで、対応するテキストはありません。

DJのマイケル・リーヴァスさんの語り自体が解説そのものなので、テキスト必要はない、とのことなのでしょう。

 

ただ、一度聞いてみるとわかりますが、とても面白いので、1枚のCDに収録されている5つのレッスンは、連続して聞きたくなってしまいます。

 

私の場合は、入手したその日に、一気に「ニュアンス解説」のCDを全部聞きました。

 

というのも、次回のレッスンでは、事故やトラブルに遭遇したとき、警察や大使館への連絡する方法、なんていう事前アナウンスがあったりしますと、気になって、次のレッスンを聞こうとする気持ちは止められませんね。
そんなわけで、一気に全部聞いた次第です。

 

もちろん、後で正規のカリキュラムに従って、2週間に1回、再度聞き直すことにします。

 

 

●「Native English」の監修者について

 

阿部一(あべはじめ)先生が、「Native English」を監修されています。

阿部先生は、獨協大学外国学部教授や、NHKのラジオ講座の講師をされたこともある先生です。

そのせいか、教材の構成は緻密に構成されていながらも、わかりやすさ、楽しさが備わっています。

 

ナレーションは、プロのナレーターや男女のネイティブが担当されています。

「Native English」のデモ音声をお聞きなればわかりますが、とてもクリアでしっかりした声で話されています。

 

ただ、ナレーターの中には、河北麻友子さんは、残念ながらいらっしゃいませんでした。

 

 

●管理人の「Native English」の感想

 

「Native English」は、久しぶりに手にした、優良教材です。

 

一通りテキストに目を通しましたが、あまり難しい英単語は使われていません。
もちろん、難しい英文法も使われていません。

なにしろ、「日常英会話」編では、よくある日常の風景を切り取って会話がなされていますので、そもそも難しい英単語の入ってくる余地がありません。

 

ただ、日常の英会話には意外と盲点なところがありまして、日本人は、日常会話で使う、特に簡単な名詞については、知らないことが多いのです。

 

たとえば、英語圏の人なら幼稚園児でも知っている「歯磨き粉、練り歯磨き」を、英語で言える大学生は多くありません。

アメリカに留学し、ホームステイした日本人大学生が、そこの子供から、「なんだ、日本人は大学生なのに、歯磨き粉も知らないの」と言われたという逸話もあるくらいです。

 

おそらくその大学生は、その子供が知らないであろう「potential threat」などという難しい英語は知っていても「tooth paste」を知らないのです。
これは、受験英語の弊害とも言えますので、本当に英語圏での日常生活に困らない英会話をこなすには、家の中にあるものはすべて英語で言えるようになるための、ちょっとこれまでとは違った角度からの学習が必要となったりします。

 

ちょっと脱線しましたが、「Native English」には、あまり難しい英単語はありません。

 

ざっと見たところで、「tax exemption」(免税)、「health insurance card」(健康保険証)といったところがやや難しいかなと思った程度です。

高校生初級程度の英語の実力があれば、十分ついて行けます。

 

このサイトの「わかっている内容の本を読むことの知らざれる効果」でも書きましたが、ある程度内容のわかっている英語の文章を読むことによって、最初は効果があまりないようでも、知らず知らずのうちに、英語の実力に着実に厚みが増していきます。

 

そういった点でも、易しい英語で構成されている「Native English」を使って、リスニング、スピーキングスキルを高めていくことは、理にかなっていると言えます。

 

もし、「Native English」の英語が難しいと感じる人は、英単語の絶対数が不足していますので、少なくともこの教材に書かれている単語はすべて記憶し、また覚えるだけでなく、その単語が話されても正しく聞き取れ、かつ、自分でも正確に発音する、といったことができるようになる、ということを目標に学習するとよいでしょう。

 

また、初級者だけでなく、中級者、上級者の学習者の方でも、「Native English」のカリキュラムが一通り終わったら、次のステップとして、テキストに掲載されたすべての全文を暗記する、もしくは、すべてに日本語が提示されたら、直ちに英文に正しく翻訳し、口に出して話せるようになるところまでを狙うのがベストだと思います。

 

冒頭に書きました、基本のカリキュラムが168日で終了、ちょっと工夫すればその半分の96日で終了できますので、1年で、3サイクル回せる勘定となります。

 

そうすれば、全文暗記、もしくは日本語から英語への翻訳が瞬時にできることも、夢ではなく現実に可能となるでしょう。

 

あとは、音声CD教材にありがちな、リスニング能力の向上だけでなく、CDに工夫された文章構成により、スピーキング能力の訓練もできますので、一石二鳥です。

 

もちろんCD教材ですので、自分の音声を録音することはできませんが、ICレコーダーやスマホのボイスレコーダー機能を併用すると、ナレーションの英語と、自分の発音した音声を聞き比べ、直すべきところは直し、さらなるスピーキング能力の向上がはかれます。

 

あとは、CDだとパソコンやCDプレイヤーがなければトレーニングができませんので、CDを音楽プレイヤーやスマホなどに落とし込んで、毎日手軽に聞けるようにするのがいいでしょう。

 

最後に、「Native English」は、60日間返金保証と2年間無料メールサポートが付いています。

満足できなければ、返金してくれるそうですので、60日間無料のトライアル感覚で申し込んでいる人もいらっしゃるそうです。

 

 

ネイティブイングリッシュ

 

 

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