英語のことわざを記憶しよう
英語構文を100個記憶した次のステップとして、英語のことわざを記憶していきましょう。
英語のことわざは、構文としてしっかりしたものが多いですから、安心して利用できます。
また、人生や生活の知恵が凝縮されていますので、英語の学習以外にも役立つことが多いのです。
そして、あなたの教養の幅を広げていきますので、英語のことわざを記憶することはとてもメリットが多いのです。
例えば、bird:鳥 を用いた英語のことわざを見ていきましょう。
不思議と、日本語と英語のことわざで、全く同じ表現のものがあります。
Kill two birds with one stone.
一つの石と使って、二羽の鳥を殺す → 一石二鳥
また、よく似た表現のものとしては次のようなものがあります。
The early birds catch the warm.
early birdsは、早起きの鳥、warmは虫を表します。
早起きの鳥は虫を捕まえる → 早起きは三文の得
Birds of a feather flock together.
birds of a feather のof a ~は、~の(性質)を持ったという意味。flockは集まる。
同じ羽の鳥はいっしょに集まる → 類は友を呼ぶ
There are no birds in last year’s nest.
nestは鳥の巣。
去年の巣にはもう鳥はいない → 柳の下にどじょう
A bird in the hand is worth two in the bush.
be worthで価値がある。bushは藪。
手の中の一羽の鳥は藪の中の鳥二羽の価値がある → 明日の百より今日の五十
このように、鳥だけでもこのような数のことわざがあります。
他にも日常生活に役立ちそうな英語のことわざをあげていきますと、
Spare the rod and spoil the child.
rodは鞭、spareは惜しむ、spoilは台無しにする。and はそうすればの意味。
鞭を惜しむと子どもを台無しにする → かわいい子には旅をさせよ
He that stays in the valley shall never get over the hill.
valleyは谷、hillは山。shallは~というものだの意味。
谷に住むものは山を超えていこうとしない。 → 井の中の蛙大海を知らず
It is no use crying over spilt milk.
spilt milkはこぼれたミルク。cryはなげく、no use ~ingで~しても仕方がない。
こぼれたミルクをなげいても仕方がない。 → 覆水盆に返らず
There is no royal road to leaning.
royal roadは王道、ここでは楽な方法の意。leaningは学ぶこと、学問。
学ぶのに楽な方法はない → 学問に王道なし
Shoemaker’s children go barefoot.
shoemakerは靴屋。barefootははだし。
靴屋のこともがはだしで歩く → 紺屋の白袴
Haste makes waste.
hasteは急ぐこと、wasteは浪費の意味。
急ぐと(時間を)浪費する → 急がば回れ
このように、英語のことわざを覚えていくだけで、英単語も記憶できますし、英文法も理解できるようになります。
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